PCに何を求めているのか

昨日のエントリーのトラックバック先を見ていて思ったこと…

  1. みんなすごいことをPCに期待してるんだなぁ
  2. そりゃPCの性能も足りないと思うわけだ
  3. この話は「君には必要なのかもしれない、でも俺には不要なんだ」って結論で終わりそうだ よかったよかった

久々にたくさんのトラックバックをもらって、やっとわかった。どうしてこんなに自分の考えは受け入れられないんだろう?と思っていたが…なるほど、そういうことをPCにしてもらいたいわけか。確かに現段階のPCの性能では絶対に実現できないだろうと思える機能ばかりだ。
今の自分にはPCに対する不満がない。もう十分過ぎる。これ以上PCが強力になったら、自分の能力では理解できなくなってしまうからだ。CPUの速度はすでに(俺には)理解不能な領域に達している。HDDの容量も理解不能(具体的に中に何が入っているのかをすべて把握するとか)だ。これからどんなにCPUが進化しても、どんなにHDDが進化しても、それらはいずれも俺にとって理解不能な物体であり、それ故に新しいものに交換することに意味は無い(意味不明であることに変わりは無いから)。

きっと、ものを作るのが好きだという俺の性格が災いしているんだと思う。目の前で何かが動いているとき、それがどうして動いているのか解らないと俺はダメなんだ。PCが速くなったら、ある時にはもう理解できない領域にいるだろう。そうなったら、ついこの間まで俺の相棒だったマシンは一気にブラックボックスと化す。そんな恐ろしい装置を使うことは俺にはできない。